ビジネス用語 : ファイナンス|リスク

 トリプルA = AAA

世界全面株安の引き金となったアメリカ国債の格付けダウン、トリプルAの AAA から AA+ に下がったことが要因で、ドルの価値が下がり、記録的な円高 になり、日本の経済にも大きな影響を与えています。

今回の格付けダウンを行ったスタンダード・アンド・プアーズ(Standard & Poor's : S&P)は、アメリカの大手格付け会社で、 ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's Investors Service)、フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)と並び、 3大格付け会社と言われています。

スタンダード・アンド・プアーズ の、“Corporate Ratings Criteria(企業格付け基準)” によりますと、 長期債の信用格付け (long-term issue ratings) は、最も信用度が高い “AAA(トリプルA)” から、債務不履行になっている “D” までランクがあり、 これらの間に、AA、 A、 BBB、 BB、 B、 CCC、 CC、 C、 そして、各々に +、- が付けられます。

格付けランクとは、簡単に言いますと、「借金を返すことができるかどうかを、危険度でランク付けしたもの」で、スタンダード・アンド・プアーズは、 ランク BBB までは、投資対象としてはある程度安全とみなしています。

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