ビジネス用語 : マーケティング

 CI = corporate identity

corporate identity (コーポレート・アイデンティティ)” を直訳しますと、「企業の身元、または、企業の正体」となります。 マーケティングで、“CI”といいますと、企業が、自分の特徴、性格、他とは違う点などをはっきりと示し、 顧客に分かってもらうための様々な活動・手段のことをいい、具体的には、次のようなものが含まれます。

  • 会社の名前
  • 会社の理念
  • 会社のトレードマーク
  • 会社のロゴ
  • 製品のブランド名

現在、経営再建を行っている日本航空が、鶴をモチーフにした赤いロゴ「鶴丸」を復活すると最近発表されましたが、 これも CI 活動の一環で、かつて「鶴丸」が持っていた安全・信頼の企業イメージを復活させようという願いが込められていると思います。

CI 活動を行っているのは、企業だけではありません、公共性のある大学でも行います。最近の例では、東京の名門私立大学武蔵工業大学名前を “東京都市大学” と変更し物議をかもし出しました。総合大学へと生まれ変わり、生き残るための手段として行った意気込みが伝わってきます。

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