ファイナンス|金融市場

 キャピタル・ゲイン

capital gain
The amount by which the price at which an asset was sold exceeds the asset's initial purchase price.

上の文は、キャピタル・ゲインcapital gain) の定義で、アメリカの大学のファイナンス講座で使われている教科書、Principles of Managerial Finance からの引用です。 「キャピタル・ゲインとは、資産を売却した時の価格が、資産を購入した時の価格より高い場合に得られた金額(利益)です」 と書かれています。

資産asset) とは、有価証券、土地等の価値があるものを指しており、これらのものの売却益をキャピタル・ゲインと言いますが、 価値が下がって、利益が減った場合は、キャピタル・ロスといいます。

日本では、キャピタル・ゲインには、20%の税金がかかり、このことが個人投資家の拡大の妨げになっているとの観点から、2014年から “NISA (ニーサ = 少額投資非課税制度)” という新制度をスタートしました。 この制度では、上場株式や、公募株式投資信託等への年間100万円までの投資額からの収益(売却益・配当等)は非課税とし、2016年1月からは、年間120万円に増額となりました。

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