英語よもやま話

 アイコンタクト : eye contact

英語圏の人に初めて会った時に、最も驚いたことは、話をしている間、目を見つめられることです。英語を聞くこと、話すことに集中したいのに、ドギマギして、思わず赤面することが、何回もありました。 日本では、ビジネスマナーとして、目をじっと見ることは、威圧感を与えるので、なるべく避けるように、言われていましたので、人の目を見ないで話すことは、よくありました。

アイコンタクトeye contact)” は、特に、北米、ヨーロッパでビジネス行う際には、大変重要なことです。相手の目を見て、話すことは、話し手の自信self-confidence)、話し相手に 対する興味interest)、尊敬respect) を表すことになり、信頼関係を築くことができます。

アメリカのビジネスマナーで 「アイコンタクト」 を調べますと、“a series of long glances instead of intense stares” 、すなわち、「じーっと見つめることではなく、少しずつ見ること」 と書かれています。少しずつどこを見るかは、「目とおでこの間、もしくは、目と唇の間を、行き来する」と説明されています。

日本人にとって、「相手の目を見つめる」 ということは、口で言うほど簡単なことではなく、私も、アメリカの生活の中で、徐々に身につけていきました。複数のアメリカ人と話す時は、交互に、相手の目を見たり、 ビジネスで、1対1で話す時は、目を見たり、鼻を見たり、口元を見たり、見る場所を変えることにより、ストレスを緩和しました。

目は口ほどに物を言う」 ということわざの通り、あなたの目は、“what you're thinking (あなたが考えていること)” と、“ how you're feeling (あなたがどう感じているか)” を、相手に対して表わします。英語圏の人と話す時は、自信を持って、相手の目を見ましょう。

英語よもやま話トップへ  

気になる本


ページトップへ